2017 都立大の戸建キッチンリノベーション

 

都立大の戸建キッチン_リノベーション

東急東横線の都立大学に建つ築20年の戸建住宅のキッチンとこれに続くパントリーのリノベーション。家が出来てから家族も物も増え、収納量が不足していたことと、設備機器類が古くなり、使用勝手も悪くなっていたため、全面的な改修を行なうこととなった。
元々L型だったキッチンをI型に変更し、冷蔵庫をパントリーに移動、背面収納を大きくとることとした。キッチンと背面収納の間の動作空間は、奥行き1mを確保し、複数人でキッチンに立つ際も、ストレスが無いように配慮している。
施主ご夫婦は、デザインにもこだわられていて、白を基調としたいわゆるモダンデザインや、ラグジュアリー感が強いものは好みでなく、木の風合いは欲しいけれど、洗練されたイメージを要望された。 今回、キッチンをサクラの突き板で覆うように設計し、且つ洗練したイメージを持たせるために背面収納を限りなく黒に近い青色の塗装にした。 ご夫婦がこだわられたステンレスのカウンタートップとも相まって、緊張感もあり、且つ素材の柔らかさも引き立つキッチンになった。

所在地 / 東京都目黒区
主要用途 / 戸建住宅のキッチンリノベーション
構造 / (木造)
構造設計 / ー
施工 / 株式会社ツインホーム 松本和也
写真 / Smart Running 小泉一斉