ブログ「山本理顕『地域社会圏主義』を考える前段階としてのポストモダン」
こんにちは。
いつの間にかもう12月、すっかり冬らしくなりました。
寒い日が続いていて、朝起きるのにもちょっとした勇気が必要ではありますが、ここでの話は、数ヶ月前の9月初旬に戻ります。
毎年夏休みの最後に、東京造形大学の上田知正教授のゼミでは、ゼミ生を対象に、東京八王子にある大学セミナーハウスで合宿が行われます。
学生各人が、上田先生から与えられた、近代から現代に至る建築思想に関する本の数々を割り振られて、これについての要約を発表します。
建築思想史を俯瞰しながら、それぞれの著書が記された時代的背景とその影響下にある建築の考え方について学べる点で、僕も非常に勉強になります。